すみだの福祉作業所の生産品をノベルティや記念品に。

人つながる墨田区の福祉プロジェクト「すみのわ」

すみのわは、墨田区発の地域連携型の福祉プロジェクトです。
地域の工場から、紙や革や布などの良質な端材を提供していただく。
それを材料として、地元のクリエイターと福祉作業所がいっしょにものづくりをする。
魅力ある自主生産品を、イベントの記念品や販促活動のノベルティに使って広めていただく。
そんな地域連携によって、福祉作業所に創造性のある仕事を生みだし、さらには工賃アップを実現していくことを、すみのわはめざしています。
すみだはものづくりのまち。人と人のつながりがつよいまち。
このまちらしい福祉の輪に、多くの皆さまがご参加くださることを願っています。

上質な端材を使って「1工程=2円以上」の仕事をつくる。

日本の就労継続支援B型事業所※で働く障がい者の工賃は「1工程=1円以下」。
1日6時間、週5日働いても、月に2万円ほどの工賃しか支払われません。すみのわは「工場の端材を活かす」という方法で「1工程=2円以上」の仕事をつくることを目標としています。福祉作業所は工賃を上げられ、工場は産業廃棄物処理費を削減できる。そんなwin-winとなる地域福祉の輪をつくるために、さまざまな製造業者さまからご協力をいただいています。
※ 障がいによって企業などへの就職が困難な方が、作業の工賃を受け取って働く非雇用型の福祉作業所

墨田区には昔から日用品の製造工場がたくさんありました。

革・繊維・紙・布・硝子・薬品・ゴムなど、その分野は多岐に渡ります。すみのわの自主生産品は、色も感触もさまざまな工業製品の端材から生みだされます。

支援クリエイター

關 真由美
工業デザイナー
Seki Design Lab. 代表
家電メーカーのデザイン部に所属し、美容家電などのデザインに携わる。独立後にデザイン事務所を立ち上げる。

大須賀  和美
廃材アーティスト
町工場の廃材などモッタイナイ材料を活用し、主に児童館や福祉作業所で手芸や工作のワークショップを開催。

上川  美希
レザークリエイター
Shoy’s closet 代表
シューズブランドのデザイナーを経て独立。革に塗り絵をし、オリジナル革小物をつくるカワヌリエを主宰。

三田  大介
プランナー
有限会社モアナ企画 取締役
墨田をベースに、地域の福祉・商工業・街づくりの分野を中心として、企画・デザイン・コンサルティング等に携わる。